食品有限公司

工場建築(防虫対策・結露防止)の技術紹介|飲料・食品工場建設、医薬関連施設の総合プラントエンジニアリング会社、キリンエンジニアリング株式会社

冠生园食品有限公司

绿新食品有限公司

害虫等の侵入を防ぐことは食品工場を運営する上で必須要件であり、
工場の立地、周辺環境、建設仕様などの条件を整理・把握し、
適切な設計へ反映させる事が大切となります。
キリンエンジニアリングは現状調査から問題点を抽出し、
対策案を立て施工まで責任を持って遂行致します。

上海泰奇食品有限公司

洛阳源氏食品有限公司
外部からの虫の侵入を防止するため、
フロアレベルをGL(地盤面)から1,000mm
上げた位置に設定します。
济南食品有限公司
各所に前室の設置をします。プラットフォームから建物内アクセスの2重化や、衛生レベルが違うエリアへの出入部分に前室を設け、インターロック制御にて防虫対策を高めます。
绿新食品有限公司
タカラダニはコンクリート面に発生することが多いため、犬走りのコンクリート面の塗膜防水施工を検討します。
04屋上パラペット笠木の2重化
屋上パラペットの隙間からの虫の侵入を防止するため、笠木の2重化を検討します。
05施工時のコーキングの徹底
細かい場所にもコーキングを徹底することにより、虫の侵入を防止します。

電気錠の扉配線部

天井内貫通の
フレキ配線部

天井裏電気配線部から
コンセント内への虫の侵入事例

06製造エリア内の排水枡の封水化
洗浄室等に排水枡を設置する場合は、虫の発生・侵入を防止するため、HACCP対応封水タイプを採用します。ドライの製造エリアで排水が必要となる場合は、密閉蓋(掃兼ドレン)により使用時のみ開放とする運用とします。

HACCP対応床排水枡

特長

東京都福祉保健所に寄せられた異物混入による苦情届出では"虫・寄生虫"による異物混入が全体の約1/4(25.6%)を締めており、食品工場が抱える大きな課題と言えます。当社では防虫防鼠対策に於ける考え方として、ハード面 / ソフト面の両方から食品工場建設に必要な最適な計画施工を行います。

  ハード面での主な対策例 ソフト面での主な対策例
建物外
侵入防止対策
(A)
  1. 敷地内の清潔な環境整備
  2. 外壁面・屋根面からの侵入防止
  3. 建具等の開口部からの侵入防止
  4. 空調換気設備・給排水設備からの侵入防止
  5. 資材・原料等の物に付着しての侵入防止
  6. 人に付着しての侵入防止
  • 従業員の意識付け
    (開口部を開け放しにしない、封水トラップを切らさない、敷地内の整理整頓で不要物を置かない、外構と建物の定期的な点検と清掃、他)
建物内
発生防止対策
(B)
  1. 発生・繁殖する場所を作らない
    (特に高温多湿な部屋の周囲、水を使用する部屋の周囲、粉物を使用する部屋の周囲
  • 定期的な清掃
  • 定期的な点検(天井内、PS/EPS内、他)
  • 定期的な室内燻蒸(除菌)で餌を作らない
建物内
捕獲対策
(C)
  1. 開口部付近に捕虫器やトラップ等の設置
  • 捕虫器やトラップを追加設置
建物内
拡散防止対策
(D)
  1. 製造室内の壁・天井・建具等の拡散防止
  2. 気流制御等による清潔エリアへの侵入防止
  • 捕虫器やトラップを追加設置

結露防止DEW CONDENSATION PREVENTION

結露とは「空気中に含まれる水蒸気が、飽和温度より低い温度の物体に触れて水に変化し、物体に水滴が付着した状態」を示します。
食品工場においては結露が発生することで、カビ、害虫などの発生源となり、衛生環境が悪化するだけではなく、安全安心な工場運営に支障をきたす恐れがあります。
キリンエンジニアリングは豊富な工場建設経験から、結露が発生するしくみの根本的理解と共に結露が起こりそうな箇所を想定し、その箇所に対し重点的な対策を講じ、工場全体のバランスを考えながら安全安心な工場づくりを行います。

対策一例

工場で起きる結露の発生原因と対策一例について
例1

原因

  1. 断熱が甘い(なされていない)
  2. 低温室に高温多湿の空気が入り込む
  3. ヒートブリッジの避けられない箇所
  4. 空気の滞留
  5. 湿度が高い

対策

  • 低温の部屋では6面全てを断熱材を囲む
  • 断熱扉やオーバースライダーは、温度帯によって床下や枠周りにヒーターを設置する
  • 断熱パネル貫通部や切欠部に隙間を作らない
  • パネルのジョイントや吊金具、シャッターの補強鉄骨には断熱材を吹付けヒートブリッジを防止する
例2

原因

  1. 断熱が甘い(なされていない)
  2. 低温室に高温多湿の空気が入り込む
  3. ヒートブリッジの避けられない箇所
  4. 空気の滞留
  5. 湿度が高い

対策

  • 外気処理空調機は、室内設定温湿度(相対湿度75%以下)に処理し送風する
  • 室内は陽圧とする
    (天井内空気流入防止、排煙口からの外部流入防止)
  • 除湿器を設置する(相対湿度75%以下)
  • 天井貫通部に隙間を作らない(コーキング+ウレタン吹付け)天井カセット型空調機は、使用しない
  • 吹出口は、結露防止型を使用する(塩ビ製も可)
  • 排煙口パネルは、保温材内蔵パネルを作成する
  • 電気盤は、断熱材を張り付ける
    盤ヒーター、除湿器を設置する、
    サーキュレーションファンを設置する
例3

原因

  1. 断熱が甘い(なされていない)
  2. 低温室に高温多湿の空気が入り込む
  3. ヒートブリッジの避けられない箇所
  4. 空気の滞留
  5. 湿度が高い

対策

  • 除湿機の設置(夏期 多湿時運転)天井内相対湿度75%以下とする
  • 天井内サーキュレーションファンの設置
  • 天井貫通部に隙間を作らない(コーキング+ウレタン吹付け)
  • 吸排気ダクトの断熱(製造室の場合)
  • 外壁貫通部のコーキング+ウレタン吹付け
  • 排水桝・排水管の断熱(上部低温室からのヒートブリッジ)

特長

低温での作業が多い食品工場で、よく問題となるのが結露問題です。
結露を防ぐために建築内装仕様や隣接する空間の環境を制御します。

BCP対策と安全性BCP CONTERMEASURE AND SAFTY

BCP対策(事業継続計画:Business continuity planning)

地震大国日本では食品工場を運営する上で、地震や台風などの天災による影響や被害を考慮した製造拠点の分散化や工場の安全設計が必要となってきています。消費者様への安定した供給体制の確率のため、BCP対策は食品・医薬品企業の皆様にとって検討しなければならないこととなります。
キリンエンジニアリングは、キリングループや食品・医薬品工場の豊富な実績をもとに工場計画立案の段階で工場再編計画や安全性を最大限考慮した提案を行います。

技術説明

頑丈な建築物

建築基準法の耐震基準に基づき震度6強でも倒壊しない設計を行います。
また、免震構造の場合は震度7までの設計となります。

キリンエンジニアリングによる免振建築の実績事例
目的 地震発生時において、建物を地震から守り、損傷を最小限にとどめ、製造再開を最短で行えるよう、建築(建物、設備)側面としての対応が可能。
対応策
  1. 建物全体を地震から守る

    免震構造の採用

  2. ユーティリティ(市水、蒸気、エア等)供給の建物取り合い

    フレキシブル配管の採用

詳細検討
(免震構造)
建物地下ピット部に免震装置(アイソレーター)を設置し、建物を地盤から切り離した構造とする。免震装置により地震時の横揺れを軽衰させ、建物内部への揺れを低減させる。ただし、直下型の地震に対しては対応はできない。
免震装置イメージ

極めて稀に発生する地震(震度7)に対しても建物の崩壊は起こらない!

  • ※設計段階の申請3.5~4ヶ月必要となる(大臣認定)
  • ※施工において、地下ピット工事・免震装据付工事で3~4ヶ月を要する
人的・物的被害の軽減

災害発生時に人的・物的被害を最小限にするための予防策の提案を行います。

予防策一例
機械設備

脚部の固定・強度不足による傾き・倒壊が発生

脚部の固定強化と脚の補強を実施

電気設備 高天井照明器具の落下防止、受変電設備の倒壊(2次火災)防止のための固定強化
建築関連 高所に設置された吊り部材(ボード/空調吹出し口)の落下防止、ガラスの飛散防止
事業完全停止の予防

事業継続するために厳守すべきポイントと対策を提案いたします。

導入実績一例 : 高性能パッケージング発電機による停電対応
配管系統図(10kℓ燃料地下タンク別置きの場合)
配管系統図(10kℓ燃料地下タンク別置きの場合)

当社グループ工場に導入済み

  • 高性能パッケージングディーゼル発電設備
  • 資材・製品自動倉庫、原料倉庫内空調設備、冷蔵・冷凍設備、情報システム
  • 震災等で停電が発生した際に10数秒で安定した電源供給
  • 発電機内搭載の燃料タンクで約3時間の連続運転可能
  • 燃料タンク(10ℓ)別置きで約72時間(3日間)の連続運転可能
  • 部品の共通化、ユニット化等により、容易な保守・点検

特長

当社独自の基準を用いて
人命への影響回避長期操業停止回避を最優先に対策を行います。

メンテナンス性向上IMPROVE MAINTENANCE

工場設計時には製造機能、保管機能等の工場生産エリア、事務所等の厚生エリアは通常必要な機能ですが、メンテナンス性の事を疎かにしがちです。当社では天井内の空調機器及びダクト配管・電気ケーブル類が錯綜するメンテナンス空間の大切さ、稼働後の点検作業のし易さを考慮し、設計時にメンテナンス性を重要視致します。また、清掃性の向上を配慮した設計を行います。

技術説明

歩行天井(キャットウォーク)

天井裏スペースに歩行天井を設けることで、工場稼働中でも並行しダクト、配管や電気ケーブル類の点検・工事が可能となります。また、従来のぶどう棚よりもメンテ空間を確保することができるため、運営において安全安心なメンテナンス対応を行うことが可能となります。

ホコリ溜まりのない設計施工

埃溜り防止(建築設備・ダクト・配管)

食品工場においてホコリ由来のトラブル(異物混入、落下菌)防止は衛生管理を行う上で重要な要素のひつとなります。キリンエンジニアリングでは食品の衛生規範に沿った最適な設計施工を実施し、ホコリ溜まりの無い、工事を実施致します。

食品工場として配慮した納まり
  • 埃溜りの防止

  • 清掃性の良いトラップ

  • 埃溜りの防止と清掃性向上

  • 埃溜りの防止

  • 壁面埋込消火器

  • 壁面埋込消火栓

  • 埃溜りの防止

  • 壁面埋込盤

製造環境に適した各部屋の仕様選定が大切(床材、天井仕様、壁面) 

食品工場では部屋の機能や使用方法に応じて、ウェット/ドライ仕様、耐熱性、耐水性、ノンスリップ、清掃性などを考慮し、また長期にわたり部屋を有効的に使用するため適切な仕様選定を行うことが大切です。

  • 清潔 / ドライ仕様
    1. 清掃性の良い壁・天井仕上化粧ケイカル板等
    2. SUS / No1材の床仕上
  • 清潔 / ウェット仕様
    1. 清掃性の良い壁・天井仕上断熱パネル等
    2. 耐熱水精製の床仕上
  • 準清潔 / ドライ仕様
    1. 清掃性の良い壁・天井仕上化粧ケイカル板等
    2. 清掃性の良い床仕上
  • 準清潔 / ウェット仕様
    1. 清掃性の良い壁・天井仕上断熱パネル等
    2. 耐熱水精製の床仕上

特長

お客様のご要望や、運用方法をヒアリングし計画段階から
メンテナンス性を配慮した最適な設計を行います。

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